えひめ国体

愛顔つなぐえひめ国体

愛顔つなぐえひめ国体

お礼のあいさつ

えひめ国体 山岳競技本大会

第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」の山岳競技大会は、「君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え」のスローガンのもと、西日本最高峰石鎚山の麓、西条市の西部公園内の「石鎚クライミングパークSAIJO」にて、多くの感動と爽やかな思い出を残して、無事その幕を閉じました。一番心配していた天候も、中日に少し崩れて雨模様になりましたが、競技運営に支障をきたすほどではなく、全競技を終えることが出来ました。これも皆様の国体に対する熱い思いが天に通じたものと思います。

全国から郷土の代表として参加されました選手・監督並びに応援者の皆様、えひめ国体の感想はどうでしたか。「愛媛のおもてなし」を合言葉に大会運営を心掛けてきましたが、ご満足頂けたでしょうか。最高のパフォーマンスと熱い応援ありがとうございました。

今回の大会は愛媛県山岳連盟の歴史にとっても、愛媛県代表選手の活躍で画期的ものになり、大会運営の経験とともに忘れることの出来ないものとなりました。特に、成年男子リード競技で徳永潤一君・清水裕登君ペアが優勝を飾りました。また、少年男子リード競技でも井上遼君・高村圭吾君ペアが岩手国体に続く連続6位入賞を果たしました。これには選手だけでなく競技役員も、今までの努力のご褒美の賜物だと歓喜しました。

さて、今回はスポーツクライミングが2020年東京オリンピックの正式種目となることが決定し、協会名も「公益社団法人山岳・スポーツクライミング協会」と名称を変更して初めての大会となり、色々な意味で注目される大会になりました。国内外で活躍される選手たちを中心とした最高のパフォーマンスを間近で観ることができたこと、本当に多くの観戦者が訪れ、最後まで温かい応援を頂いたこと、マスコミ関係者の熱い取材が見られたこと等過去最高の盛り上がりを見せた大会でなかったかと思います。愛媛国体で活躍された皆様のなかから東京オリンピックへ大きく羽ばたく選手が生まれることが夢でなくなった気がしました。

最後になりましたが、愛媛大会開催にあたり多大なご支援、ご協力を賜りました愛媛県、西条市、公益財団法人愛媛県体育協会をはじめとする各種団体、公益社団法人山岳・スポーツクライミング協会、競技・運営役員、競技補助員及び多くのボランティア協力者の皆様方に心から感謝を申し上げますとともに、選手・監督の皆様の今後のご活躍をご祈念し、お礼のごあいさつと致します。

会場紹介(石鎚クライミングパークSAIJO)

石鎚クライミングパークSAIJO

えひめ国体開催にむけて、西条西部公園内にクライミング専用施設「石鎚クライミングパークSAIJO」が完成いたしました。


施設概要

リード競技施設(西条西部公園体育館東側に東向きに設置)
リード壁:高さ約15m、幅約4mを2基設置

ボルダリング競技施設(西条西部公園テニスコート側に南向きに設置)
鉄骨造平屋建 建築面積 約420m²
ボルダリング壁:高さ4.5m、幅約20m

供用開始

平成27年5月15日(金)

所在地

愛媛県西条市氷見乙608

マップ

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