愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟について

ご挨拶

会長:峯本 典寛

皆様の熱い応援を受けた感動の「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」から早いもので3年目となりました。私個人としては、まだあの感激は心に深く残っています。

さて、新しい令和時代を迎え、当連盟は名称を今年度4月1日より「愛媛県山岳連盟」から「愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟」に改称し、新たな気持ちで再スタートすることを決めました。全国的には名称変更により、従来の登山が軽視されるのではないかと危惧する意見も数多くありました。しかし、当連盟では国体、オリンピック大会等で全国的な競技となったスポーツクライミングを管轄する団体が旧態依然のままでは対応できないと判断し、役員とも相談して改称を決定しました。今まで取り組んできた登山普及、自然保護、遭難対策等の山岳対応と今愛好者が急増しているスポーツクライミング対応を両輪として運営していくことが必要で、そのためにも団体名称にスポーツクライミングを追加して、管轄している内容が皆様に理解できる様にしようと決断しましたのでご了解お願いします。

ところで、当連盟は今年で72周年を迎えることになります。これもひとえに、加盟団体、支援団体の皆様、登山愛好者、スポーツクライミング愛好者の並々ならぬご厚情の賜物と心から感謝しております。当連盟の使命は、登山の普及発展、自然保護、登山道の整備、遭難防止・救助活動、スポーツクライミングの普及発展等を先頭になって推進することを通じて、自然への畏敬、自然との共生、スポーツクライミングの楽しさを次世代へ伝承することだと確信しています。

「石鎚山公衆トイレ休憩所」、「瓶ケ森避難小屋・トイレ」、「石鎚クライミングパークSAIJO」・「宇和島スポーツ交流センタークライミングホール」等関係者の皆様の温かいご支援のお陰で徐々にではありますが、登山およびスポーツクライミング環境も良くなってきていると心より喜んでいます。このご支援に応えるよう努力してまいります。

その一方で、中高年の登山が大変盛んになっていることは喜ばしいことですが、逆に登山を志す若者が激減している事は誠に寂しい限りです。高校登山部員は減少し続け、大学には山岳部すらない現状に憂慮しています。スポーツクライミングと登山とが融合した若者を育てる組織ができないかと夢を見ています。

また、山での遭難も増加しています。特に、インターネット情報を鵜呑みにして、自分たちの能力以上のルートを選択したり、携帯電話を過度に利用して、安易に救助要請をしたりするケースが急増しているそうです。自分の登山能力を過信せず、なるべく単独行を避けて、しっかりしたリーダーの下で山登りを楽しんで欲しいと願っています。当連盟としても、指導者の養成、安全登山教室等も開催していますので是非ご参加下さい。また、今年も8月10日に「伊吹山」で親子登山を実施する予定です。子供たちに「故郷の山を知り、親しみ、感謝する心」を伝えて行きたいと思っています。是非ご参加下さい。

最後に当連盟では、今後も時代に合った運営を目指して行きたいと思っていますので、加盟団体、支援団体、登山愛好者、スポーツクライミング愛好者の皆様方には今後とも変わらぬご指導、ご支援、ご協力をよろしくお願い致します。

令和2年4月吉日

愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟
会長 峯本 典寛

活動状況の紹介

1.目的

愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟は、登山、スポーツクライミング及び山岳スポーツの健全な普及振興を通じて、愛媛県民の心身の健全な育成に貢献することを目的として活動しています。

あわせて日本山岳・スポーツクライミング協会からの指導及び加盟団体、四国山岳連盟との交流を図りながら、登山技術、スポーツクライミング技術の向上にも取り組んでいます。

2.歩み

当連盟は、1948年3月に「愛媛山の会」として結成され、翌年4月には愛媛県スポーツ協会に加盟、1950年7月に「愛媛県山岳連盟」、新しい令和の時代を迎えた2020年4月から「愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟」に改称して、新たな気持ちで再スタートします。今年で設立72年を迎えます。また、1960年4月には公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会に加盟し、その地方組織としても活動しています。
なお、2020東京オリンピックにはスポーツクライミングが正式競技種目として公認され、8月4日から競技開始されます。愛媛国体とオリンピックを契機として、スポーツクライミングがマスコミを通じて国民に広く認知され、青少年を中心に競技愛好者が急激に増加してきました。これを機に当連盟は今まで取り組んでいた登山に加えてスポーツクライミングの普及拡大にも今まで以上に積極的に取り組み、新しい歩みを始めたいと思っています。

3.加盟状況

現在の加盟団体は、一般8団体、高体連登山部顧問・OB山の会4団体の合計9団体(約250名)と高等学校体育連盟登山専門部12校(約60名)及び個人会員・家族会員約50名で構成されています。

4.活動状況

  • 加盟団体、各登山団体及び一般登山愛好者に正しい登山を指導し、登山を通じて体育、文化の向上に寄与するとともに自然保護にも積極的に取り組んでいます。
    2016年に制定された国民の祝日「山の日」には小学生(4年生から6年生)を対象とした環境啓発親子登山兼少年・少女登山教室を実施して、登山の楽しさ、自然保護の大切さと合わせ登山知識を啓蒙しています。
  • 山岳スポーツの普及振興、指導を通じて競技愛好者の発掘・競技力向上に積極的に取り組んでいます。
  • スポーツクライミングの青少年への普及、競技者のレベルアップを図り、国体だけでなく、全日本大会、国際大会にも出場できる選手育成にも傾注しています。
    特に、「えひめ国体」の会場となった「西条クライミングパークSAIJO」、昨年開場した「宇和島スポーツ交流センタークライミングホール」を有効に活用して、ジュニアを中心とした県民にスポーツクライミングの楽しさを伝える取り組みを積極的に実施しています。
  • つぎの委員会を設置し上記の事業を推進しています。
    指導委員会
    登山技術の向上、安全登山及び山岳スポーツの指導方法研鑚、各種指導者の育成等のため組織し、安全登山・山岳スポーツの啓発を含めて活動しています。
    競技委員会
    各種競技の派遣選手等の技術指導、育成強化、審判員、ルートセッター及びビレイヤーの研修等を担当しています。
    スポーツクライミング委員会(新設)
    スポーツクライミング人口が急増、それに伴い各種競技大会が新設・増加されため、大会の競技内容の決定、会場の準備・設営、役員の手配、運営等の対応を競技委員会と連携して行っています。また、全日本レベルのスポーツクライミング大会の誘致等にも積極的に取り組んでいます。
    遭難対策委員会
    山岳遭難時の救助技術と救助組織の研修を実施し、愛媛県警察や地域 団体との連携を強めて山岳遭難の予防と対策を実施しています。
    海外登山委員会
    海外登山技術研究会の参加や研修を行い、海外登山を安全に遂行するための啓発を行っています。
    自然保護委員会
    山岳地域の自然保護についての研修・指導および清掃登山等を実施しています。
    また、愛媛県自然保護課、西条市・久万高原町等行政機関とも連携し、自然保護活動に取り組んでいます。
    ハイキング委員会
    参加者に大変好評な愛媛県民ハイキングの運営、実施を担当しています。
    皆様に支えられて、月に1回の割合で実施し、今年で丁度32年を迎えることになります。

体制図

体制図

組織図

組織図

委員会

委員会名 活動内容
指導委員会
  1. 安全登山の指導
  2. 各種指導者の育成・検定
  3. 指導者登録・管理
競技委員会
  1. 各種山岳スポーツ競技会の開催・運営
  2. 派遣選手等の技術指導、育成強化
  3. 国民体育大会の派遣選手選考
  4. 審判員等の研修開催
  5. 国体強化選手の競技力向上
遭難対策委員会
  1. 山岳遭難時の救助技術研修と救助組織・運営の構築
  2. 愛媛県警察や地域団体との連携
  3. 山岳遭難の予防と対策
海外登山委員会
  1. 海外登山技術研究会の参加や研修
  2. 海外登山を安全に遂行するための啓発
自然保護委員会
  1. 山岳地域の自然保護についての研修・指導
  2. 清掃登山の企画
ハイキング運営委員会
  1. 県民ハイキングの運営、実施
  2. 「山の日」親子登山の実施
  3. 個人会員の勧誘・管理
  4. 山岳共済保険の普及・管理

加盟状況

(1)加盟状況

現在の加盟団体は、大学関係2団体、一般社会人6団体、高体連登山部顧問・OB山の会1団体の合計9団体(約280名)と高等学校体育連盟登山専門部(学校:9校、部員数:72名、教員数:18名)及び個人会員・家族会員約60名で構成されています。

(2)加盟団体名

団体名 代表者
RSCG(赤蠍攀破衆) 会長 土居 宏
峰影山岳会 会長 吉田 隆幸
宇和島山岳会 会長 西田 六助
EFCC(愛媛フリークライミングクラブ) 会長 德永 信文
えひめ山の会 会長 山木 隆夫
高体連登山部顧問・OB山の会 会長 宇和 孝
愛媛大学山岳会 会長 梶原 勇機
松山大学山岳会 会長 峯本 典寛
高等学校体育連盟登山専門部および登山部生徒 専門委員長 河野 幸次
個人会員 ハイキング委員長 渡部 孔三
西条市クライミングクラブ 会長 藤村 和久

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